秘湯を求め、いざロマン溢れるワハーン回廊へ【ユーラシア大陸横断編】

タジキスタン
タビートニク 〜世界放浪記〜

双子(りく&ゆうだい)で世界を放浪中。
2023年2月から10カ月かけて主にヒッチハイクを駆使しながらユーラシア大陸を横断、現在は南米大陸を縦断中。
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どーも、双子で世界放浪中のタビートニクです。

このブログは、りく(@riku_tabeatnik)とゆうだい(@amoramen_film)で運営しています。

今回は、ロマン溢れる「ワハーン回廊」について紹介します。

ワハーン回廊について

ワハーン回廊は、パミール高原の南端に位置し、アフガニスタンとタジキスタン、パキスタンに挟まれた東西約200kmを貫く細長いエリアのことを言います。

アクセスの難しさや治安状況から「最後の秘境」とも呼ばれ、玄奘三蔵やマルコポーロも通ったと言われています。

また、温泉があることでも有名なんです。

ワハーン回廊ロードマップ

そんなロマン溢れるワハーン回廊を旅したので、その魅力を紹介していきます。

↓ワハーン回廊については、Youtubeでも動画あげてます。

ホログを出発

ホログからビビ・ファティマ(秘湯)を目指してヒッチハイクを開始しました。

早速一台止まり、途中まで乗せてくれることに!!

彼らは、エンジニアで道中にある工事現場まで送ってもらいました。

工事現場から少し歩いていくと…、なんだあれは?なんかあるぞ。

近づいて見てみると、なんと戦車がありました!!

壊れた戦車

タジキスタン内戦で使用された戦車なのか?詳しいことはわかりませんでした。

戦車を後にし、隣の村まで歩いていきました。

石で作られた壁

石と土で作られた伝統的な家が立ち並んでました。

この後も何台か乗り継ぎ、

少し歩いていると、トラックが止まり、荷台に乗せてもらうことに!!

人生初の荷台ヒッチ最高!!!!!

荷台に乗せてもらってる道中、色んな絶景に出会えました。

岩山から溢れ出る滝。マップには載っていない名もなき名所。

アフガニスタンの田園風景

この川を跨いだら、アフガニスタンです。

狭いところでは川幅が十数mという場所もあるそうです。ワハーン回廊の旅では、川の向こう側で暮らすアフガニスタンの村人や子供達を見かけました。

その後は、運よく秘湯へ行く車に乗せてもらい、数時間かけて、ようやく一つ目の秘湯に到着。

ビビ・ファティマ(Bibi Fatima)

ビビ・ファティマへ向かう途中に、遺跡がありました。

ヤムチュン砦

これはヤムチュン砦と呼ばれ、紀元前3世紀ごろからシルクロードの中継地になっていたらしいです。

ここからもう少し登って行くと、ビビ・ファティマがあります。

ピンクの建物が温泉の入り口になってます。中に入ると温泉の管理人がいます。

建物の間を流れる濁流

中に入ると、建物と岩の間を濁流が流れてました。既に秘湯感漂ってる(笑)

温泉内

洞窟の中にある温泉で、岩から打たせ湯のように温泉が流れ出てました。

地元の人は、これを飲んでいました。体に良いらしい。

日本人にとっては丁度いい温度で、旅の疲れもしっかり取れました。

アクセスの難しさといい、薄暗い洞窟温泉、雰囲気はまさに秘湯という言葉がぴったりでした。

料金は10ソモニ(≒130円)でした。初め20ソモニ請求してきますが、正規の値段は10ソモニだそうです。

ガラム・チャシュマ(Garm Chashma)

ビビ・ファティマを堪能した後、二つ目の秘湯「ガラム・チャシュマ」を目指してヒッチハイクを開始。

なかなか車も止まらなかったので、隣町まで歩来ました。

結局、その日中にガラム・チャシュマに行けなかったので、途中の村で野宿しました。

荷台ヒッチハイク

翌朝からヒッチハイクを開始!!またトラックの荷台に乗せてもらいました。

木陰で休憩

歩いては休憩して、車を待って、また歩いての繰り返し。

その後も何台か乗り継ぎ、数時間後ようやくガラム・チャシマに到着。

入り口

いざ中へ入ると、巨大な石灰棚が出てきます。

石灰棚

こんなのが自然にできるってすごいなー。しかもここから温泉が湧き出てるって

ガラム・チャシュマは、石灰棚に囲まれた露天風呂になってます。

ここもまた、秘湯感満載。

温度は丁度いい温度で、おそらく40度くらいでした。

また、この温泉は、多くのミネラルが含まれており、皮膚病に効果があるといわれています。なので僕らが訪れた時は、皮膚にトラブルがある療養者の方々が多くいました。

石灰棚の上から源泉が流れてました。温度は高く60度だそうです。

こちらもまた丁度いい温度で、周りの山々を眺めながら体を癒してくれました。

しかし、僕らが訪れた時間帯(夕方)は地元の人が多くて、最初の方は視線がキツかったです(笑)

料金はビビ・ファティマと同様に10ソモニ(≒130円)でした。

この後は小一時間温泉で体を癒し、ヒッチハイクでホログへ戻ることに。

一帯一路

道中には「一帯一路」の文字がありました。中国資本がこの国にも押し寄せてるのかー。

こんな中国資本が押し寄せてるって感じたのは、ラオス以来だな〜。

日本や欧米諸国から何かと嫌われる中国経済…、けど現地の人と話したりしてると、資本が入ってくれば雇用が生まれるし、インフラが整うし、この国の人達にとっては良いことなのかなと思ったりしました。

そんなこんなで三日間にわたる大冒険はこれにて終了。

ワハーン回廊、パミール高原を訪れて、地球をたっぷり感じれた旅になりました。

またいつか戻りたいと心の底から思えた、そんな場所でした。

皆さんもぜひ訪れてみてください!!

旅の様子をYouTubeで発信していますので是非見てみて下さい!!

タビートニク Tabeatnik
双子でゆるーく旅しております。浪漫溢れる旅が大好物です。 今はユーラシア大陸横断中です。 #浪漫旅 ⬇️旅の記録や写真、旅人に役立つ情報など下記のSNSでも配信してます。ぜひフォローしてください!!!
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