独自の憲法、言葉、国旗を持つカラカルパクスタン自治共和国の首都に行ってみた。【ユーラシア大陸横断編】

ウズベキスタン
タビートニク 〜世界放浪記〜

双子(りく&ゆうだい)で世界を放浪中。
2023年2月から10カ月かけて主にヒッチハイクを駆使しながらユーラシア大陸を横断、現在は南米大陸を縦断中。
旅の様子はYouTube(下記リンクから)で配信しています。
XやInstagramもしているのでフォローをお願いします!

Follow Me!!

どーも、双子で世界放浪中のタビートニクです。

このブログは、りく(@riku_tabeatnik)とゆうだい(@amoramen_film)で運営しています。

中央アジアのウズベキスン内にカラカルパクスタンと呼ばれる自治共和国があるのをご存知でしょうか。

今回はそのカラカルパクスタン自治共和国について紹介していきます。

カラカルパクスタン共和国について

カラカルパクは「黒い帽子」、カラカルパクスタンとは「黒い帽子を被る民族の国」を意味します。ヌクスを首都とし、ウズベキスタン国土の1/3を占めている共和国です。

共和国と聞くと独立した国家なのかなと思う方いるかと思いますが、ここカラカルパクスタンはあくまでウズベキスタンの自治区になります。

国際的にもウズベキスタンの一部とされていますが、独自の憲法や言葉、国旗を持っている自治区になります。

首都ヌクスってどんな場所?

謎のジュース

僕らはサマルカンドからカラパクスタンのヌクスまでヒッチハイクで移動しました。

途中野宿して、約30時間かけてようやくヌクスに到着。

きつかったー。

てかまじで暑い!!たぶん40°くらい。。。

それもそのはずカラカルパクスタンは砂漠気候に属していて、夏はとてつもなく暑くて乾燥しているらしい。

アイス片手にジュースを作るお兄さん

宿を探しながら歩いていると、謎のジュースを発見。

喉がめっちゃ乾いていたので購入!!

茶色の甘いシロップを入れ、それを炭酸水で割って出来上がり。

めっちゃうまい!!

甘くて独特な味。

なんて表現したらいいか分からないけど、とにかく美味かったです。次の日も飲みました(笑)

料金は一杯30円くらいでした。

ヌクス駅

駅にはウズベキスタンとカラカルパクスタンの国旗がありました。

外観は中央アジアではお馴染みのソ連風建物。

僕たちはヌクスの観光を終えた後、この駅から長距離電車でカザフスタンへ行きました。

ゲストハウス

このゲストハウスは中心地から歩いて10分ほどの位置にあります。

料金は一泊10ドル(≒1430円)でした。

ウズベキスタンの宿と比べると、だいぶ高い…。

ヌクスのゲストハウスはどこも大体10ドルらしいです。

部屋はこんな感じで、ベッドが5個、もちろんシャワーとトイレ共用でした。

そして紅茶やコーヒーが飲み放題!!

キッチンはこんな感じ!

まあ至って普通のキッチンです。

10ドルって僕らからしたら高いのですが、結局このゲストハウスで2泊しました。

全体的に綺麗で部屋には僕らしかいなかったので、ぐっすり寝れたのでいいとしよう!!

バザール

新しい土地に来たら、とりあえずバザールへ。

中心地に行くと、地下道やら道端でバザールをしてます。中央アジアではこんな感じで半地下バザールが常に開かれてます。

この辺は、日用品や服などが売ってありました。

地下道を抜け、地上にでて奥へ進んでいくとフードバザールがあります。

もちろん観光客は僕らだけで、現地人だけで溢れてました。

自炊用にトマトとじゃがいもを購入しました。

トマト2個とじゃがいも4個で約50円でした。

安い!!貧乏バックパッカーは旅を続けるために自炊必須です!!

外にもバザールがありました。しかも中より値段が安い!!

外で買えばよかったー、悔しい…。

メロンとスイカはカラカルパクスタンの主要農作物らしいです。乾燥気候を好むメロンやスイカにとってカラカルパクスタンは適した場所なのでしょう。

奥へ進んでいくと、中央アジアでおなじみの飲むヨーグルト発見!!

喉が乾いていたので、もちろん購入。

ん?ちょっと待てよ。なんか匂いがキルギスで飲んだ激まずジュースに似てるぞ!!

案の定、あの激まずジュースでした(笑)

ハーブの効いた塩っ気のある飲むヨーグルト。

ハーブがなかったら美味いのにな〜。

ここは伝統的なナンやパンが売ってありました。

ウズベキスタンのナンとは、また違った形をしてました。

街を歩いて感じたのが、カラカルパクスタン人の顔立ちはウズベキスタン人とは違って東アジア寄りの顔で、カザフ人ぽい顔立ちな気がしました。

そんなこんなで首都ヌクスを街ぶらしてみたんですが、見所がなさすぎる(笑)

中心街でも賑やかだったところは、バザールだけ…。

ちなみにバザールの裏には旧ソ連を感じる廃れた遊園地がありました。

まとめ

日本に住んでいると馴染みのない「未承認国家」という言葉。海外に来ると意外にも未承認国家と言われる国がいくつも存在している事実を知ります。

世の中には民族や宗教など様々な理由で独立を目指す国家が存在していて、その実態を実際に訪れて見ることで、それぞれの想いがあるのだと感じました。また独立するには様々な複雑な問題があってそれを1つ1つクリアにしていくことがとても難しいことなのだということを感じました。

今回カラカルパクスタンに訪れて色々な事を知れて非常に為になりました。

次回は僕らがヌクスに来た理由でもある、20世紀最大の環境破壊と言われた「アラル海」について書きます。お楽しみに!!

旅の様子をYouTubeで発信していますので是非見てみて下さい!!

タビートニク Tabeatnik
双子でゆるーく旅しております。浪漫溢れる旅が大好物です。 今はユーラシア大陸横断中です。 #浪漫旅 ⬇️旅の記録や写真、旅人に役立つ情報など下記のSNSでも配信してます。ぜひフォローしてください!!!
タイトルとURLをコピーしました