どーも、双子で世界放浪中のタビートニクです。
このブログは、りく(@riku_tabeatnik)とゆうだい(@amoramen_film)で運営しています。
今回は未知の国タジキスタンの首都「ドゥシャンベ 」について紹介します。
滞在登録証の申請方法
まずタジキスタンに3日以上滞在する方は、国内のOVIRと呼ばれる機関で、10日以内に滞在登録証の手続きが必要です。
ご自身が泊まる宿泊施設で滞在登録証の旨を伝えると、代行として宿泊施設の書類(オーナーさんのパスポートコピーとレター)を渡されます。
僕らは、オーナーさんから頂いた書類と自分のパスポート、また証明写真を持って、ドゥシャンベにあるOVIRに行きました。
証明写真はドゥシャンベにある撮影スタジオで撮りました。
⬇️撮影スタジオ
⬇️ドゥシャンベのOVIR
入り口を通過して、すぐ右に曲がると白い扉が出てきます。そこが滞在登録をする場所です。
中に入って、受付の人に「滞在登録証が欲しい」と伝えれば、手続きをしてくれます。
僕らは滞在登録証と同時にパミールパーミットの手続きもしたので、2日ほどかかりました。
滞在登録証は220ソモニ(≒2860円)でした。これと他に手数料(15ソモニ≒195円)も払いました。
後日知ったのですが、滞在3ヶ月以内なら滞在登録証は135ソモニらしい…。本当かはわからないけど、だいぶ値段変わってくるぞー。
そもそも無査証なんだから30日しか滞在できないのに…、ぼったくられたのか?それともただ値段が変わったのか。未だに謎のままです。
なので、念のため手続きする際は、滞在期間もしっかり伝えた方が良いかもです。
アクセス方法
ペンジケントから「ドゥシャンベ」までの行き方を紹介します。
アフトヴァグザール(Автовокзал)
ペンジケントにはアフトヴァグザール(Автовокзал)というターミナルがあります。そこからドゥシャンベ行きのシェアタクシーが出てます。
中心地から少し距離があるので、バスに乗ってアフトヴァグザール(Автовокзал)まで行きました。バスの料金は一人2ソモニ(≒26円)でした。
ターミナルにはシェアタクシーが沢山止まっていました。バスを降りた瞬間からドライバーが「ドゥシャンベ ドゥシャンベ?」と尋ねてきます。値段交渉をして一人50ソモニ(≒650円)にしてくれました。
初めは倍近い値段を求めてきますが、相場はおそらく50〜70ソモニです。
シェアタクシーなので満席になるまで待たなければなりません。僕らは30分くらい待ちました。
ターミナルからドゥシャンベまでは5時間ほどかかりました。
※ただし、このシェアタクシーはドゥシャンベの郊外にあるターミナル(中心街ではない)までしか行きません。
Chorbogh Terminal Taxi and Minibus Station(Терминал пассажирский «Чорбог»)
ここのターミナルで降ろされるので、ここからドゥシャンベまではマルシュルートカ(小型バス)かタクシーで行くことになります。
僕らは安いマルシュルートカで中心地まで行きました。
バス停が見つからなかったので、ターミナル付近の道で適当に手を挙げていたら、止まってくれました。
料金は一人5ソモニ(≒65円)でした。
中心地までは20分くらいで到着しました。
安宿
僕らが泊まった安宿は、市街地のボタニカルガーデンから歩いてすぐの場所にあります。
AgodaやBooking.comで予約できますが、直接宿舎に行ったら、予約サイトより安くしてもらえました。料金はツインベッドルームで一人60ソモニ(≒780円)でした。
家族経営の宿でオーナーさんはとても優しい方でした。キッチンは狭くて少し使いにくかったのですが、それ以外は満足でした。
宿の看板ネコがとても可愛かったです。
ドゥシャンベ観光
Youtubeでもドゥシャンベについての動画上げているのでぜひ観てください。
ドゥシャンベはタジキスタンの西部に位置する首都です。タジキスタンの中では、首都だけあって一番インフラが整っています。
そんなタジキスタンの首都「ドゥシャンベ」を紹介していきます。
煌びやかな建物
街を歩いていると、煌びやかな建物が目立つドゥシャンベ。近年では土地開発が進み、僕らが訪れた時は、あちこちでビルなどの建設がされてました。
それを聞くと、「お金持ちの国じゃん」と思うかもしれませんが、ただの見せかけの都市みたいな印象を受けました。
というのも、この国はいくつもの社会問題や腐敗した経済、独裁的な政治に苦しめられていて、国民は到底お金持ちとは言えません。
中央アジアの最貧国とも言われるタジキスタン…。煌びやかな街の裏には、隠された闇があるんです。
街中を歩いていると、一際目立つ、謎の塔。
この塔は独立広場の塔で、中は歴史博物館になっています。
中の見学は入場料が必要で、料金は一人70ソモニ(≒910円)でした。僕らが泊まった宿よりも高い値段だったので、入場は断念しました(笑)
お次は、ド派手な像と二匹のライオン像。
これはイスモイル・ソモニの記念碑になります。
イスモイル・ソモニは、サーマーン朝の創始者であり、通貨(ソモニ)の名前の由来となっています。
また、彼は国民的英雄であり、スンニ派イスラム教を広めたことで知られてます。
サーマーン朝は、中央アジアに成立した最初のイラン系イスラーム王朝です。
バザール
僕らが訪れた2つのバザールを紹介します。
メルゴン市場(Mehrgon Market)は、比較的新しいマーケットで近代的でした。
これまた煌びやかな建物でした。
高級ホテルかなんかに見えますよね。
中も他の中央アジアのマーケットと比べて、とても綺麗でした。価格は比較的高かったので、たぶん中流階級の人たちや観光客が来るマーケットだと思います。
中央アジアでは良く見かける綺麗に並べられたスパイス。
これ片付けるの大変そうだな(笑)
もう一つのバザールも行ったので紹介します。
Severnyi Bazaarは庶民的なバザールで野菜や果物はお手頃価格でした。
貧乏バックパッカーにとって優しいバザール!!ここで夕食の野菜などを購入しました。
色染めされたヒヨコたち。ウズベキスタンでも売ってたなー。中央アジアで流行ってるのかな?
またバザール内にあるレストランやバーがとても安かったです。
このビールは、なんとたったの6ソモニ(≒78円)でした。味は美味しいけど、欲を言えばもっとキンキンに冷えたビールが欲しかったです。
激安レストラン
小さいレストランで、少し見つけにくいですが、他のレストランと比べてかなりお手頃な価格のレストラン。
これはクルトプと呼ばれるタジキスタンの伝統料理です。パンにトマトや胡瓜、塩味の効いたヨーグルトソースをぶっ込んだ豪快な料理です。
味は…、まあ不味くはないけど、思った通りの味でした(笑)
結構なボリュームで、最後は腹パンパンになりながら、なんとか完食しました。
このボリューミーでたったの20ソモニ(≒260円)、めっちゃ安い。
他にもラグマンやプロフなどもありました。中央アジアではお馴染みの食べ物たち。
ドゥシャンベ滞在中はここにお世話になりました。どれも美味しかったです。
まとめ
タジキスタンの首都ドゥシャンベはいかがでしたでしょうか?
街は煌びやかな建物、建設中のビルに溢れ、至る所に大統領の横断幕が貼られていたり、少し独特な雰囲気を醸し出すドゥシャンベ。タジキスタンという国を、ここドゥシャンベで感じられると思います。
タジキスタンを訪れた方は、ぜひドゥシャンベに訪れてみてください。
旅の様子をYouTubeで発信していますので是非見てみて下さい!!