どーも、双子で世界放浪中のタビートニクです。
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かつてシルクロードの中継地として東西の交易商人が行き交い賑わっていた「サマルカンド」。今回は、その青の都「サマルカンド」を紹介します。
サマルカンドについて
かつてシルクロードの中継地として栄えた都市。13世紀にチンギスハン率いるモンゴル軍によって破壊され廃墟と化しましたが、ウズベキスタンの英雄ティムールによって復興されました。ティムール朝の時代に青いタイルで装飾されたモスクや霊廟が多く建設されました。
2001年に「サマルカンド-文化の交差路」としてユネスコ世界文化遺産に登録されました。
レギスタン広場
サマルカンドといったら、やはり世界的に有名な「レギスタン広場」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
そんなレギスタン広場は、かつて東西を結ぶシルクロードの中継地として栄えたサマルカンドの政治や文化の中心地でした。また、レギスタン広場は古代砂に覆われた広場であったことから、ウズベク語で「砂の広場」と意味します。
入場料
レギスタン広場は入場料がかかります。料金は、50,000スム≒600円(2023,6月時点)でした。外観だけでも楽しめますが、中に入らないと見れない美しさがあるので、中に入ることをお勧めします。
三つのマドラサ(神学校)
まず広場に入ると、その大きさに圧倒されます。青の美しさ、装飾の細かさ、そしてスケールの大きさ…、圧巻の一言。
レギスタン広場には、向かって左から「ウルグべク」、「ティラカリ」と「シェルドル」という三つのマドラサ(神学校)が並んでいます。
※中央アジアではマドラサをメドレセと呼ぶ。
マドラサ(神学校)はアラビア語に由来し、教育と学習の場という意味で9世紀以来各地で建てられたイスラム世界の教育機関である。
ウルグベクメドレセ
正面の写真は逆光で撮れませんでした…。
ウルグベクメドレセは、ウルクべクによって1420年に造られ、三つの中で一番古いマドラサ(神学校)です。ウルベルクは王様であり、天文学者であったことから、正面の門には、美しいタイルで星を表す絵の装飾が施されています。
このタイルの青色は「サマルカンドブルー」と呼ばれ、中国の陶磁器とペルシアの顔料の融合で生まれたスタイルだそうです。古代の時代から他文化を受け入れ、お互いの良いところを融合し、生まれたこの芸術。息を呑むほどの美しさでした。
中庭には沢山の小部屋があり、一つ一つがお土産屋さんになっています。伝統衣装やお皿など様々なものが売られてます。中は観光客で賑やかでした。
ティラカリメドレセ
レギスタン広場の中央に位置するマドラサ。ティラカリとは金箔という意味で、建物内のドームの内側が金滔に覆われています。
豪華絢爛とはこのこと。青と金色のコンビネーションが美しい。昔の人たちはどんだけセンスいいんだよと感心しました。
ここまで色々写真乗っけてきたけど、昔の人たちは、こんな美しい学校で勉強してたって考えると、すごくないですか?「俺の母校?ここだよ」って自慢してみたかったですわ。
こちらの中庭は、観光客も少なく、ウルグベクメドレセと比べて少し落ち着いてました。庭に緑お生い茂った木々があると落ち着きますよね。
シェルドルメドレセ
正面入口のアーチにはライオンや鹿、人の顔が描かれたタイル装飾が施されている。偶像崇拝を禁止するイスラム教の建築物において人や動物を描いた非常に珍しい作例として知られてます。
「シェルドル」とはライオンを意味するそうです。なのでこの壁に描かれている動物はライオン…。ライオンっていうより、虎に見えるのは私だけでしょうか?
ライトアップ
レギスタン広場は毎日夜にライトアップされます。昼間とはまた違って、幻想的な雰囲気のレギスタン広場を見ることができると思います。
シヨブバザール
シヨブバザールはサマルカンドを代表するバザールで、地元民で賑わっています。バザールの写真は紛失してしまったため、衝撃的だったものを一つだけ紹介します。
シヨブバザールの入り口で、カラフルな動物がゲージの中で動いているじゃないかと思い、近づいてよく見たら、なんと色染めさられたヒヨコたちが売られていました。インスタグラムにこの写真を載せたら中国人の友達から、「昔中国でもこんな感じのヒヨコ売られてたよ」と言ってました。友達曰く、このヒヨコ達はただの観賞用らしいです。初めて見た僕からしたら、なんか可哀想だなって思っちゃいました。
まとめ
青の都「サマルカンド」はいかがでしたでしょうか?中央アジアの中で一番有名な街の一つなので、知ってる人も多いかと思います。煌びやかなレギスタン広場、ひと目見たら魅了されること間違いなしです!!
ウズベキスタンは日本から直行便が出ているので、ぜひ一度は訪れてみてはいかがでしょうか。
旅の様子をYouTubeで発信していますので是非見てみて下さい!!