どーも、双子で世界放浪中のタビートニクです。
このブログは、りく(@riku_tabeatnik)とゆうだい(@amoramen_film)で運営しています。
今日は、
インドの北部にあるヒッピーが大好きな街「カソール」について紹介していきます!
カソールってどんなところ?
カソールは、ヒマチャル・プラデシュ州、パルバティバレーに位置する小さな街です。
綺麗な川、日本人が大好きな温泉、緑豊かな山々に囲まれた綺麗な街です。ここカソールはイスラエル人観光客が多く訪れたり、街にはイスラエル料理のレストランがあったりするため「ミニイスラエル」とも呼ばれています。
また、バックパッカーやヒッピーが集う沈没地として有名で、ハイシーズンでは多くの旅人がここを訪れます。シーズン中はパーティーが沢山あったり、自然を満喫したい方には、トレッキングなどのアクティビティもあります。
カソールでは大麻の売人がうろついていて、ドラッグを勧めてきます。中には悪い売人もいて、パーティーや飲みに誘って睡眠薬で眠らせて、お金などを盗むなどの事件もあったりします。カソールに訪れる際は、気を付けて下さい。
街並み
カソールの街には、レストランやカフェ、安宿などが点在しています。とても小さな街で数時間あれば街全体を散策できちゃいます。街には可愛い工芸品やマクラメ、ヒッピー服などのお店も沢山あります。
僕らが泊まった安宿は4人部屋で一人200ルピー(320円)でした。もちろん部屋、シャワーは汚いです。夜は爆音でトランスミュージック流している輩が沢山いました笑
僕らが行った時期(5月初旬)は、天気が悪く、日中は土砂降りの日もありました。早朝は大体青空が広がっていて、街から見える雪山はとても綺麗でした。
おすすめのチベタンレストラン
ここカソールでは、多くのチベタンレストランが点在しています。
チベット料理は、チベット高原(チベット自治区、青海省、四川省西部、甘粛省・雲南省の一部)を中心に、ネパール、インド北部、ブータンなどチベット系住民が多く住む周辺国・地域で食べられている料理である。
Wikipedia参照
僕らはテゥクパとテンテゥク、チョウメンという麺料理をいただきました。
これが日本人の舌に合う!!スープはめっちゃ優しい味でした。肉、野菜がてんこ盛りでどこか日本のちゃんぽんに似てました。
チョウメンは焼きそばとほぼ同じ味で懐かしさを感じました。たまにパクチーを入れてくる店もあるので嫌いな方は注文する時に抜いてもらうといいと思います。
やっぱりこういう優しい味が日本人に合う。インド旅で、スパイス効いたカレーしか食べてこなかった僕らはとても感動して何回も食べに行きました笑
もうカレーなんて食ってられん、インド料理に飽きたって人は是非行ってみて下さい笑
アクセス方法
デリーからカソールまでは260キロ離れています。
デリーからのアクセス方法としては、
1. デリーからバスを乗り継ぐ。
2. デリーからKullu(クルー)まで飛行機、Kulluからバスかタクシー。
3. デリーからChandigarh(チャンディーガール)まで鉄道、Chandigarhからバス
の3通りの方法が存在します。
僕らは途中で面白そうな村に寄り道しながら旅をしていたので、③の方法で行きました。
Chandigarhまでジェネラルクラスの鉄道に乗って、そこからローカルバスを乗り継いでカソールに行ったので、恐らく一番安い方法が③だと思います。
たぶん①の方法が一番主流です。残念ながらデリーからカソールまでの直行バスは存在しないのでバスを乗り換える必要があります。
→直通のバスが出てるみたいです。料金は片道約2000ルピーだそうです。
デリーから同じ方面のManali(マナリ)行きかKullu(クルー)行きのバスに乗って、14,5時間バスに揺られ、途中のBhuntar(ブンタール)という小さな街で乗り換えます。そこからバスかタクシーで2時間走り、やっとカソールに到着って感じです。BhuntarからKulluまでは一人70ルピー(120円)でした。
ちなみにデリーからマナリかクルー行きのバスは、redBusがおすすめです。僕らはマナリからの帰りでこのサイトを利用しました。
行き先と目的地、日付を入力すれば最安値のバスを検索できます。
カソール近くの観光地
カソールの近くには面白い村や温泉があります。
今回は僕らが訪れた3つの場所を紹介します。
パーティー村「チャラル」
チャラルはカソールからチャラルトレッキングトレイルを歩いて30分くらいの位置にあります。
道中は、川の近くを歩くので綺麗な自然が広がっています。また、宿やカフェなどもあるのでとても楽しいです。
チャラル村にはレストランやカフェ、安宿があります。ハイシーズンは世界中のヒッピーや旅人が集い、パーティーなどが開催されるそうです。僕らが行った時もちらほらトランスミュージックを爆音で流してるカフェとかあったんですが、シーズン中ではなかったので、結構過疎ってました笑
ちなみに僕らが泊まった安宿は個室(共用バスルーム)で一人300ルピー(480円)でした。しかも部屋はインド旅市場一番綺麗でした。基本値段交渉すれば安くしてくれます。
また、この辺は大麻の生産地になってるためドラッグ好きの人も訪れる場所になってます。中にはハッピーブラウニー(大麻入りブラウニー)を提供するレストランなどもあります。
天空の村「ラソール」
ラソールはチャラルから歩いて2,3時間の位置にあります。3000mの高地にある隠れた天空の村です。
まあ余裕でしょって舐めて行ったら、思いの外、山道が険しくて結構大変でした。なので行く際は覚悟を持ってトライしてみて下さい笑
この村の特徴として、外部の者に触れてはいけないという掟があります。前回紹介した「マラナ村」と同じ風習があるそうです。
村にある寺院に触れたら罰金だったり、物を受け取る時は、地面に一回物を置いてから取らなければならないなど、とても興味深い風習を持った村です。
村には一応レストランや宿もありました。しかし、チャラルとは違って不便な場所にあるので、観光客は一人いませんでした。
大麻仙人と小さな温泉
チャラルに行く途中、カソールとチャラルトレッキングトレイルを結ぶ橋の近くに小さい露天温泉があります。そこでは地元の人たちの洗い場になっていて、早朝はパンツ一丁になって体を洗ってる人たちもいました。
温泉はめちゃくちゃ熱くて、温泉に浸ることはできなかったのですが、地元人に混ざって、体だけ洗いました。ちなみにお湯は熱いんですけど、シーズンではなかったので外はくそ寒かったです笑
その温泉を少し奥に行ったところに大麻仙人がいました。挨拶をしたら、家?に招待してくれたんですが、洞窟みたいなところで、目の前には大麻が沢山生えてました笑
チャイをくれたり、自作の洞窟寺院なども見せてもらいました。小一時間、談笑して別れたんですが、別日にそこでテントを張って寝かせてもらいました笑
カソール周辺には他にも沢山面白い街があります。
いくつか記事にしていますので是非チェックしてみて下さい!
まとめ
カソールはいかがったでしょうか?みなさんが想像するインドとは違った印象を持ったかと思います。
近くには小さな村などもあったり、可愛い工芸品のお店があったり、とても興味深い街だと思います。
インドにお越しの際は、是非訪れてみて下さい。
旅の様子をYouTubeで発信していますので是非見てみて下さい!!